まちかどアート in ヒキコマ

ヒキコマ地域(埼玉西部)のまちなかで、見ることができるアートを紹介していく予定。

今回紹介するのは、県立川越高校卒業の関根伸夫さんの作品

きっかけは川越市立図書館で読んだ本「<環境美術>なるもの」、初めて目にした<環境美術>という言葉、その置かれる建築空間や都市空間を読んで、総合的にその空間価値を高める役割を持つのが環境美術らしい。その本にあった見慣れた風景の中にある作品写真から、この特集企画を思いついた。

いつも見なれた風景の中に存在するアート。その環境に相応しい美術としてそこにあるものを、もう一度発見していこうと思う。なにしろ見るのにお金がかからないアートだから。

そこを普段通りすぎている人に、そうだったのだと少しだけ驚いて、じっくり見直してもらえれば嬉しい。

埼玉県立川越高校の正門

県立川越高校の門柱・門扉(関根伸夫) (640x394)

埼玉県立川越高校の正門

県立川越高校の門柱1 (430x640)

 

川越から少し都内に近づいた東上線志木駅東口駅前広場にある「四季のパビリオン」

四季のパビリオン1 (640x553)

四季のパビリオン3 (640x430)

 

 

 

川越市伊勢原の小畔川に面した御伊勢塚公園にある「三匹のカッパ」

 

3匹のカッパ6 (640x514)

 

なぜカッパなのか?

明治生まれの人から聞いた話『今の小畔川は堤防で囲まれた明るい川になっているが、むかしは堤防なんかなかった。ひどいボサ(やぶ)の中を流れる気味の悪い川だった。川の中のところどころに底なしの深いところがあり、こどもがよくそこに落ちて死んだ。

大人だってそこにはまったら助からなかった。この川にはカッパがいるとされていたし、大蛇もいた。
ある人が魚釣りにいって、その大蛇にでっくわしてしまった。びっくりして家に逃げ帰ったが、口がきけなくなり何日も寝込んでしまった』

 

 

3匹のカッパ1 (640x455) 3匹のカッパ5 (640x430)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3匹のカッパのアップ

3匹のカッパ4 (640x430)

カッパ1

3匹のカッパ3 (640x430)

カッパ2

3匹のカッパ2 (640x504)

カッパ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在(2014年12月)関根伸夫の作品が展示されているギャラリー「川越画廊 」 (川越大正ロマン通り中ほどにある建物の2F)

川越画廊 (640x478)

川越画廊1F入口

川越画廊2 (640x478)

中央が関根伸夫作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考:<環境美術>なるもの 発行:川越市立美術館

関根伸夫

1942年 埼玉県生まれ。埼玉県立川越高校卒業、1968年 多摩美術大学大学院油絵研究科(斉藤義重氏に師事)修了。卒業後、主要美術展で受賞。多摩美術大学客員教授、日本都市デザイン会議(JUDI)、日本建築美術、工芸協会会員。

主な業績
1960年代末より70年代に興り、日本美術界を席捲したアートムーブメント〈もの派〉の代表的作家として活動。特に、1968年の第一回須磨離宮公園現代彫刻展での「位相―大地」は〈もの派〉の先駆的役割を果したばかりでなく、戦後日本美術の記念碑的作品と評され、海外でも広く知られている。

1970年には、世界三大ビエンナーレのひとつであるヴェニスビエンナーレの日本代表アーティストとなり、ステンレス柱の上に自然石を置いた作品「空相」でセンセーションを巻き起こし、その後デンマーク・ルイジアナ美術館の永久所蔵作品(関根伸夫コーナー)となる。展覧会後はそのままイタリアに留まり、制作と個展を開く。その間、建築と芸術が融合したイタリアの都市・建築空間に感銘を受け、日本ではまだなじみの薄かった〈環境美術〉をテーマとした活動をするため帰国、(株)環境美術研究所を設立。設立後は全国各地で数百に及ぶアートプロジェクトにアーティスト、アートディレクターとして参画。

主なプロジェクトとして、
品川Vタワー「波の響」「海の響」「火の響」2003年
釜山ビエンナーレ彫刻プロジェクト「天と地の対話」2002年
さわやか千葉県民プラザ「転界石」1996年
大阪シティエアターミナル(OCAT)「フライングレインボー」1995年
高浜市やきものの里森前公園「瓦庭」1994年
東京都多磨霊園みたま堂「波動の光景」「波の円錐」1993年
三重県四日市市市民公園噴水モニュメント「七海のかけ橋」1993年
東京都庁舎のアートワーク「水の神殿」「空の台座」1991年
本庄市総合公園「空のモニュメント」1991年
世田谷美術館壁泉彫刻「水舞台」1986年
現在はアメリカにて活動中。

参考:<環境美術>なるもの 発行:川越市立美術館
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Author: ヒキコマ、ハジマル。